(3) アライアンス・M&Aでさらなる成長 そして新領域については、アライアンス及びM&Aを通じたさらなる成長を目指している。アライアンスやM&Aを活用し、新たな商品・サービスの追加、新たな顧客を開拓することでさらなる成長エンジンを作る狙いである。これについては、2021年10月に業務提携している(株)INDUSTRIAL-Xへ資本参加することを決議している。INDUSTRIAL-Xは、DXを推進するためのリソース(戦略、ビジネスモデル、人、モノ、金、情報、セキュリティ)をサービスとして提供するRaaS(Resource as a Service)のビジネスモデルであり、同社のインフラテック事業(IoTエンジニアリングサービス)との事業シナジーがあると見込んで、2020年3月に業務提携した。5G通信のサービスが開始され、その普及が加速度的な広がりを見せ始めており、近い将来に一段と進んだIoT社会の到来が予見されるなか、さらなる関係の強化を図ることで双方の企業価値向上を目指す。さらに、モバイルエンジニアリングサービスの売上拡大のため、移動体通信関連企業のM&Aを模索中である。現在、複数社から問い合わせがあり、同社の事業拡大や価値を高められる企業を選定中としており、M&Aによる利益成長が期待されてくるだろう。