*15:23JST 昭和産業 Research Memo(3):明治と協業し、モーダルシフトを開始。環境負荷低減と物流業務の効率化を図る ■トピックス

昭和産業<2004>は2023年春夏家庭用新商品として、山芋を入れなくても従来よりも柔らかくとろけるように仕上がるお好み焼粉「夢重力食感お好み焼粉」や、大豆たんぱくを使用した「ソイキッチンシリーズ」の「そのまま使える!まめたん」(料理にすぐ使える水戻し不要の大豆ミートを使用)、「たっぷり大豆ミートのクリームソース」を発売する。同社はステークホルダーとのコミュニケーション強化策として公式Twitterアカウントを開設しており、一段と消費者ニーズを取り込んだ商品開発も期待されると弊社では考えている。

そのほか、物流に関わる環境負荷低減と物流業務の効率化への取り組みとして、(株)明治と共同で、千葉県から兵庫県までの物流の一部(約590km部分)を、トラックによる輸送からオートフロア機能付きのコンテナを利用した鉄道による輸送に切り替えるモーダルシフトを 2023年2月より開始した。今回の取り組みにより、CO2排出量を年間20トン削減(削減率70%)するとともに、製品の積み込み作業の省力化などによる物流業務の効率化に貢献する。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 昭和産業 Research Memo(3):明治と協業し、モーダルシフトを開始。環境負荷低減と物流業務の効率化を図る