*16:26JST 巴川製紙所---A種優先株式の一部取得及び消却 巴川製紙所<3878>は13日、同社発行のA種優先株式の一部につき、SMBCCP投資事業有限責任組合1号より、同社定款第12条の6の定めに基づき金銭を対価として取得すること及び当該取得を条件として会社法第178条の規定に基づく消却を行うことを決定したと発表。
一部取得及び消却の対象となる株式はA種優先株式、取得及び消却する株式の総数は1,000,000株、株式の取得対価の内容は金銭、1株当たりの取得価額は1,132円、株式の取得価額の総額は1,132,000,000円、取得及び消却の効力発生日は2023年3月31日。
A種優先株式の一部取得及び消却の理由は以下の通り。
同社は2021年3月31日に、主として自己資本を早期に改善し財務基盤を安定化させる目的で、総額20億円のA種優先株式を発行した。その後、同社グループで進めてきた収益基盤の強化や抄紙機の停機、米国のトナー生産からの撤退をはじめとした構造改革の着実な進行に市況の回復と為替が円安傾向に推移したことが加わり、収益力及び財務安全性は向上してきた。
これらを踏まえ、A種優先株式の早期償還による優先配当等の支払い負担の低減が、同社の財務体質の健全化に資するとして、一部償還(取得及び消却)を実施することを決定したとしている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 巴川製紙所---A種優先株式の一部取得及び消却