リニューアブル・ジャパン<9522>は27日、第三者割当により発行される第12回及び第13回新株予約権の発行及びタイムカプセルストックオプション(信託を活用したインセンティブプラン)の導入を発表した。

タイムカプセルストックオプションは、有償により発行される新株予約権を受託者が保管しておき、一定の期日になった時点で一定の条件を満たした受益者に対して交付されるというインセンティブ制度。

本新株予約権がすべて行使された場合に増加する同社普通株式の総数は240,000株であり、最大で0.83%の希薄化が生じるが、あらかじめ定めるEBITDA目標を達成した場合のみ行使可能となる。よって、新株予約権の対象となる同社及び同社子会社の取締役等の役員、執行役員及び従業員並びに社外協力者の長期的成長に対するインセンティブを強化することとしている。目標を設定した理由は、過去業績のトレンド等を踏まえ、2023年12月期から2025年12月期及び2023年12月期から2027年12月期の業績を基準として、継続的な企業価値の拡大を実現するのに資する経営成績を達成するため。

発行新株予約権数は、第12回新株予約権900個、第13回新株予約権1,500個、合計2,400個。発行価額は総額501,900円、当該発行による潜在株式数は合計240,000株(新株予約権1個につき100株)。資金調達の額は、121,461,900円(差引手取概算額:116,561,900円)、うち新株予約権発行による調達額501,900円、新株予約権行使による調達額120,960,000円。行使価額は1株あたり504円(固定)。受託者である山田エスクロー信託に対して第三者割当の方法によって行う。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 リニューアブル・ジャパン---インセンティブプラン導入に伴う第三者割当による第12回・第13回新株予約権の発行