マイクロアド<9553>は12日、LINEチャットボットを活用したマーケティングサービスを提供する株式会社cory(本社:東京都渋谷区、代表取締役:諏訪 優太)の株式を取得し、100%子会社化することを発表。

株式を取得する株式会社coryは、顧客のサイトから離脱したユーザーをLINEアカウントへ誘導し独自開発のチャットボットを活用して、LINEを通じた商品購買や商品認知を後押しするマーケティングサービスとして「conel(コネル)」を提供している。また、マイクロアドでは従来からデータプロダクト「UNIVERSE」において、膨大な消費行動データを分析・活用し、様々な業界業種に特化した広告配信サービスを提供している。

子会社化によって、株式会社coryの提供する「conel」と、マイクロアドの提供するUNIVERSEの連携を強化し、UNIVERSEによる広告配信から、「conel」によるLINEを通じた継続的な消費者とのコミュニケーションを一気通貫で実現することで、マーケティング効果のさらなる向上が期待できる。

株式会社coryがサービスを提供するチャットボットの市場規模は2022年では132億円と予測されており、2017年から10倍の規模まで急速に市場が拡大している※1。
今後更なる拡大が予測されるチャットボット市場において、マイクロアドのUNIVERSEが保有する膨大な消費行動データと分析力を活用することで、市場におけるシェア拡大を狙っていく。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マイクロアド---上場後初のM&Aとして、LINEチャットボットの株式会社coryを100%子会社化