4. 2024年3月期に営業利益45億円を目指す「第1フェーズ」は順調に進捗 社会構造の変化やデジタル化の加速による経営環境の変化に対応するため、同社は長期経営指針「ND For The Next 2030」を策定した。「計装エンジニアリング」の総合力に加え、サステナビリティを巡る課題を解決することでさらなる持続的成長を図り、2031年3月期には売上高450億円、営業利益60億円を目指す。現在は、2031年3月期に向けて成長基盤を構築する「第1フェーズ(2021年~2023年度)」にあり、「既存事業の強化」「拡大戦略の実行」「ND企業文化の成長」を推進することで成長基盤の構築・強化に取り組んでおり、順調に進捗していると言える。なお、2024年3月期に受注高350億円、売上高340億円、営業利益45億円、ROE10%以上を目指している。また、長期経営指針実現に向けて資本効率性の向上と株主還元策の充実が重要と判断、配当方針を変更した。