■成長戦略

● グループビジョンは「総合街づくり企業 ヨシコン」
ヨシコン<5280>は、グループビジョンに「総合街づくり企業 ヨシコン」を掲げ、重点戦略をコアビジネスのさらなる成長、各周辺市場の開拓と深耕、ハードとソフトの両面で街づくりを支える企業への変化を推進するとしている。具体的には、安定収益源である不動産ストックビジネスの拡大、将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘、生活関連サービス分野などへの事業範囲拡大、事業エリアの拡大、異業種・同業他社・各エリアでの提携・M&A戦略などを推進している。

将来の成長エンジンである新コアビジネスの発掘に関しては、REIT分野に進出して業容拡大を推進している。運用対象としてはレジデンス、オフィスビル、商業施設、物流施設などにとどまらず、静岡県の観光資源に注目してホテル・旅館なども対象とする。

事業エリアの拡大では、現在の営業拠点として東は神奈川県平塚市、西は愛知県豊橋市まで展開し、積極的な事業活動を展開している。今後も地盤の静岡県における強みを維持しながら、M&Aやアライアンスも活用して事業エリア拡大を推進する方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ヨシコン Research Memo(7):グループビジョンは「総合街づくり企業 ヨシコン」