オプティム<3694>は15日、国土交通省九州地方整備局が「OPTiM Geo Scan」を本格導入したと発表。

「OPTiM Geo Scan」は、スマートフォンまたはタブレットで土構造物等の測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成可能なスマホ3次元測量アプリ。専門知識がなくても3次元データの取得から2次元図面に必要な図形データの作成までを一気通貫して行うことができる。そのため、激甚化している近年の災害現場において、復旧に必要な災害査定などを能率的に行うことが可能。
さらに、3次元データの活用は、合意形成の迅速化や施工計画・施工条件の確認などのさまざまな場面における業務効率化に効果があることも実証された。
こうした効果や実証結果が、これまでの取り組みの中で評価され、今回「OPTiM Geo Scan」の本格導入が決定となった。

今後は、「OPTiM Geo Scan」が、災害現場のみならず、一般的な建設現場での3次元データ活用に利用される。これにより、建設現場における施工、設計時の図面作成を大幅に効率化し、建設現場における本物の働き方改革への寄与が期待されるとしている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 オプティム---国土交通省九州地方整備局が「OPTiM Geo Scan」を本格導入