■アクアライン<6173>の今後の見通し

2022年5月30日に業務の一部停止処分が終了し、営業活動が順調に回復している。「水まわりサービス(支援)事業」の施工件数は、5月及び6月は月当たり5,500件程度であったが、7月、8月と増加し、8月には単月黒字化が実現した。ただし、業績の季節性には留意が必要で、帰省などで家に人が集まりやすい8月や年末の大掃除が行われる12月、水道管の凍結・破裂などが発生しやすい12月~2月は、業績が膨らみやすい傾向がある。

2023年2月期営業利益については、187百万円の赤字見通しとなっている。しかし来期については、駆けつけ事業準備を子会社化したことなどにより加盟店の大幅増加が期待でき、またミネラルウォーター事業についても、ヒトの移動活発化などで需要増加が期待され、営業利益の黒字化が期待される。

(執筆:フィスコアナリスト)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 アクアライン Research Memo(4):8月には単月黒字化を実現