オープンドア<3926>は4日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比82.2%増の9.64億円、営業損失が0.40億円(前年同期は3.95億円の損失)、経常損失が0.09億円(同3.23億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.23億円(同3.24億円の損失)となった。

海外旅行市場に関しては、新型コロナウイルスによる各国の出入国規制の緩和がなされ、業務渡航の旅行需要から回復に向けた動き出しはあったが、依然として旅行需要は低い水準で推移した。また、国内旅行市場に関しては、2022年7月以降新たな変異株により感染が急拡大したことで旅行需要は一時的に減退したが、その後は再び回復基調で推移した。このような状況のもと、同社の旅行関連事業においては将来の旅行需要の回復を見据え、ユーザー利便性向上のための積極的なシステム開発を進めた。

2023年3月期通期の連結業績予想については、現段階において合理的に予測することが困難なことから未定とし、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに開示するとしている。

<SI>
情報提供元: FISCO
記事名:「 オープンドア---2Qも2ケタ増収、将来の旅行需要を見据え積極的なシステム開発を推進