業績の拡大に向けて、既存顧客単価の上昇と新規顧客の開拓に注力していく。具体的には、「分析・可視化サービス」においては分析データの量と種類を増やし、小売・飲食の顧客向けに、より訴求力のあるサービスにしていくことを計画している。また、川上への進出として消費財メーカーへの展開も計画している。「行動変容サービス」においては、既存サービスを消費財メーカーに展開するためにリテールメディアとしての役割を担っていく計画である。「One to Oneサービス」においては、顧客ニーズに沿ったソリューションを開発する。「分析・可視化」「行動変容サービス」においては自動化を推進し、事業拡大のスピードを早める計画である。そのほか、スマートシティにおいては新サービスとして「ショッパーみえーる」の街づくり版の開発を計画している。マーケティング面では、認知広告と業務提携によるパートナーセールスを推進し、複層的な顧客リレーション(最前線の社員だけでなく、役職ごとに顧客とのリレーションを強固にすること)を構築する方針だ。利益面に関しては、2022年6月期に引き続き原価が改善することによる売上総利益の増加を見込んでいる。