ファブリカコミュニケーションズ<4193>は17日、同社開発の「symphony(シンフォニー)」(iOS版)に、新機能としてAIを活用した高精度の『車検証OCR』を新たに搭載したと発表した。

これまでの仕入車両登録の機能では、車台番号やナンバープレート及び車検証のQRコードから車両情報を取得できるが、加えて新搭載の『車検証OCR』では車検証の文字列を全て認識し入力サポートするとしている。

また、OCRとは、Optical Character Reader(またはRecognition)の略であり、書類や画像データのテキストを認識し、文字データに変換する文字認識機能である。これにより車検証のQRコードの読み取りでは取得できなかった所有者情報や使用者情報から備考欄まで、瞬時に取り込み可能となっている。

さらに、「symphonyアプリ」は、普通自動車の車検証に限らず、軽自動車の車検証や、登録事項等証明書などにも対応しており、車検証OCRは利用可能時間の制限がないため、インターネット環境があればいつでもどこでも利用可能としている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ファブリカコミュニケーションズ---車検証の文字を「AI」で認識な「symphonyアプリ」に高精度OCRを新搭載