a) チケットプラットフォーム事業 NTT西日本との資本業務提携により提携事業社数は順調に拡大しており、都市部のみならず全国の鉄道・バス会社や観光施設、旅行会社との接続を推進している。今後は商品カテゴリーや販売チャネルをさらに拡大し、TAM(総獲得可能市場)を広げることで成長を加速させ、2030年に契約社数1,000~2,000社(2022年6月末時点の契約社数は120社)を目指している。インバウンド市場回復による利用者数の増加と、契約社数・販売商品の拡大により、需要回復期以降の本格的な収益化を目指す。
b) メディア事業 収益化を目指し、サービス内容の取捨選択及びコンテンツ強化を推進している。同社では、運営メディアを通じて自社サービスへの送客や広告収入の計上などを見込んでおり、既存サービスのトップライン成長や新たな収益源の獲得などが期待できる。
c) 観光産業支援型クラウドファンディング 2021年5月の「Zenes」ローンチ以降、各プロジェクトにおいて顧客集客が好調に推移している。今後もプロジェクトをさらに増やし、観光特化型クラウドファンディングとして国内でユニークなポジション確立を目指す。