a) 新個別指導塾スタイルによる城南コベッツのFC展開 城南コベッツのFC展開については、前述したデジタル・AI教材を活用した「学びの個別最適化」と経営効率の向上を図る新しいスタイルを確立することで収益力を強化するとともに、FCオーナーの新規獲得等により教室数の拡大を目指す。FC加盟を希望する他塾からの引き合いもあり、精査しながら加盟オーナーを増やす方針である。
b) 公教育や民間教育へのICT教材の拡販 公教育や民間教育へのICT教材の拡販とは、「デキタス」「デキタス・コミュ」を小中学校や学習塾、スポーツクラブ、学童保育等へ導入、拡販を進める取り組みのことだ。「EdTech導入補助金」事業が2023年3月期で終了することから、2024年3月期は売上高が一時的に落ち込む可能性はあるが、導入先での評価は良好なことから成長余地は大きいと弊社では見ている。同社は中期計画の目標として、有料受講生徒数3万人を目指している。
c) くぼた式育児法の拡販 「くぼた式育児法」については、既述のとおり園児数獲得のためのキラーコンテンツとして大手運営会社を中心に拡販活動を推進し、当面の目標として150園(海外展開含む)を目標に掲げている。そのほかにも英語環境での学童保育についても、英語教育の重要性が高まるなか需要が拡大すると見ており、運営ノウハウをパッケージ化してFC展開を進める予定だ。