システムサポート<4396>は1日、日本経済新聞社の運営する「日経ID」基盤のアマゾンウェブサービス(AWS)移行プロジェクトに参画し、オンプレミスで管理していたシステムのAWS移行を支援したことを発表した。AWS移行作業は、2020年12月より実施し、2021年12月にAWS移行が完了している。細分化してデータ移行を実施したことで、安全かつシステムダウンタイムの短い移行を実現した。

今回の移行で、AWS移行とシステム全体のIaC化を実現したことにより、開発者体験の改善につながった。また、物理サーバの管理から解放されたため、事業成長につながる開発に注力することができるようになった。さらに、事前のフィジビリティ検証を経てデータベース(Oracle Database)のPaaS化に成功したことで、拡張性・可用性に優れたデータベース環境をAWS上に構築できたため、今後のシステム運用におけるITコストの大幅な削減が期待できるとしている。

同社は、今後も、顧客の課題解決に向けたクラウドサービスの利用支援を行っていくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 システムサポート---「日経ID」基盤のオンプレミスからAWSへの移行を支援