キヤノン<7751>は大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は985億円で前年同期比27.4%増、市場予想を100億円程度上振れる着地に。また、通期予想は従来の3600億円から3760億円、前期比33.4%増に上方修正。ただ、下期の為替前提を1ドル=133円に変更するなど為替メリット(前期比720億円のプラス要因)を考慮すると、修正幅にサプライズは乏しいとの見方が優勢。前日には子会社の好決算も反映されており、出尽くし感が先行している。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 キヤノン---大幅続落、円安効果で業績上方修正も出尽くし感先行