日清粉G<2002>は逆行安。本日は全業種が値上がりとなる中、食料品セクターの上昇率が最も低水準。原材料高騰が主要食品企業の23年3月期業績を直撃、減益インパクトは前期営業利益合計の約44%に相当するなどと報じられている。値上げ転嫁の進展は不透明で、足元での円安・ドル高による影響拡大も懸念と。同社は450億円ほどの利益圧迫要因となっており、10月の政府売り渡し価格改定次第では、さらなるコスト増圧力につながる見込みのようだ。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日清粉G---逆行安、原材料高の影響で食品セクターの上昇限定的