不動産業の既存の保有ビルにおいては、最先端の環境性能を取り入れて大幅な省エネを実現している。そして主力の飯野ビルディング(建替えで2014年グランドオープン)は、日本初のLEEDプラチナ認証(米国グリーンビルディング協会による環境性能評価システムの最高位)、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価で最高ランク5つ星、環境・社会への配慮がなされたビルに与えられるDBJ Green Building認証で最高ランクの5つ星を取得するなど、環境に関わる数々の認証を取得している。また日比谷フォートタワーの建設事業費調達では、日本格付研究所よりグリーンボンド評価(最上位のGreen1)を取得し、公募形式によるグリーンボンド(第2回無担保社債、2021年3月発行)で50億円を調達した。今後も更なる省エネ運用、高効率機器への刷新、環境認証の維持、再生可能エネルギーの活用などを推進する方針だ。