さらに、事業ポートフォリオの拡大の取り組みとして、メタバース事業及びデジタルサイネージ事業へも参入を決定している。メタバース事業においては、(株)METAVERSE A CLUB(メタバースエースクラブ)を2022年6月に設立する予定となっている。ハイパーカジュアルゲームアプリ及び電話占い「カリス」、ファンビジネスのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行う「スキルオン」やヘルステックサービス「OWN.」といった、それぞれのコンテンツのメタバースを構築するビジネスを構想している。具体的には「カジュアルゲームアプリ×メタバース」「占い×メタバース」「アイドル×メタバース」「フィットネス×メタバース」が挙げられる。スマートフォンの枠を越え、メタバースへと変換することによりコンテンツ自体の市場を拡張させながら、より多くの人々へサービスを提供し、同社独自のWeb3.0(分散型インターネットと称される次世代のインターネット)経済圏の確立を目指す。また、「アイドル×メタバース」展開の足掛かりとして、5月にオーバースへ出資を行った。提携により、これまで培ってきたファンビジネスの企画運営ノウハウを活用するとともにデジタルグッズ販売の運営支援などを手掛ける。