ティーケーピー<3479>は5月31日、子会社であるTKPSPV-3号およびTKPSPV-4号が発行したA種優先株式の全部を取得したことを発表した。

同社は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、同社貸会議室事業の需要が減少したことから、財務基盤の強化を目的とし、アパホールディングスを割当先とした、同社の連結子会社であるTKPSPV-3号およびTKPSPV-4号のA種優先株式を2020年4月に発行していたが、財務基盤の強化が進捗し、同社貸会議室事業の需要回復が堅調であることから、資本政策の一環として同優先株式を取得。

取得に係る事項の内容については、(1)TKPSPV-3号(取得する株式の種類はTKPSPV-3号A種優先株式、取得する株式の総数160,000株、取得価額1株につき5,000円、発行価額1株につき5,000円、取得予定日2022年5月31日、取得相手アパホールディングス)。(2)TKPSPV-4号(取得する株式の種類はTKPSPV-4号A種優先株式、取得する株式の総数200,000株、取得価額1株につき5,000円、発行価額1株につき5,000円、取得予定日2022年5月31日、取得相手アパホールディングス)。(1)(2)を合わせ、取得総額は18億円となる。

同社は今後もアパホテルの国内最大のフランチャイジーとして施設運営を行っていくとしている。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 ティーケーピー---連結子会社の優先株の取得