また、AWS(Amazon Web Services)でのシステムインテグレーションやアプリケーション開発などに注力し、その実績が非常に豊富であるとして「APNアドバンストコンサルティングパートナー」に認定されるなど、2012年からクラウド対応についても急ピッチで強化してきた。現在は大手金融機関や製薬企業など30社以上をサポートしている。なお、クラウド化の加速についてはITベンダーにとって既存ビジネスの縮小につながる面も持つが、同社はそのマイナス影響は小さいとしている。
なお、「長崎BPOセンター」では2020年4月から医薬系ITサービスの提供を、2020年9月からは金融機関向けシステム開発サービスの提供を開始、「長崎NBCオフィス」では人事給与BPOサービスの提供に加え、「HCTech AI Lab長崎」として先端技術の研究・開発とIT活用のためのファシリテーション等の機能も担い長崎の地域課題解決と地方創生に貢献する取り組みを進めている。同社にとって長崎の事業拠点は、単なるBPOセンターを超えた国内IT事業の重要なニアショア拠点へと発展している。