ミライノベート<3528>は11日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比31.1%減の72.43億円、営業利益が0.11億円(前期は3.95億円の損失)、経常利益が1.06億円(同5.86億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が14.15億円(同0.55億円の利益)となった。

不動産事業の売上高は73.33億円、セグメント利益は10.56億円となった(前年度は87.58億円の売上高、3.13億円の損失)。マンション分譲の販売状況については、当年度において66戸、26.11億円の新規契約(前年度は99戸、36.85億円)を行うとともに、前期契約分を含め64戸を引渡し、売上高は25.47億円を計上している(同100戸、37.30億円)。注文住宅の販売状況については、当年度において59棟、15.48億円の新規契約(同59棟、15.78億円)を行うとともに、前期契約分を含め60棟を引渡しました。収益認識会計基準等の適用による売上高増加を含めて、売上高は19.31億円を計上している(同54棟、18.72億円)。戸建分譲の販売状況については、当年度において4棟、2.68億円の新規契約(同13棟、14.86億円)を行うとともに、5棟を引渡し、売上高は3.21億円を計上している(同18棟、8.64億円)。商業用施設建築の販売状況については、当年度において契約実績はなし(同7件、1.56億円)、売上高は0.44億円を計上している(同3.76億円)。その他では建物の一棟販売やマンション・戸建用地等の宅地の販売、自社所有不動産の賃貸等を行っている 販売状況については、当年度において24.88億円の売上高を計上している(同19.14億円)。

再生可能エネルギー事業の売上高は7.57億円、セグメント利益は3.11億円となった(前年度は13.67億円の売上高、4.66億円の利益)。太陽光発電について、日本国内においては、9ヵ所(合計パネル出力45.45MW)の発電所が稼働している。なお、成田神崎発電所(パネル出力19.30MW)については、2021年6月に売却している。バイオマス発電については、6万3千トンの製造をし、5万7千トンを販売している。

投資事業はの売上高は8.47億円のマイナス、セグメント損失は8.47億円となっている(前年度は3.84億円の売上高、1.97億円の利益)。 主に日本の上場株式を対象とした有価証券等の売買取引を行っている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比29.7%増の93.95億円、営業利益が2.61億円、経常利益が同10.9%減の0.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同94.1%減の0.84億円を見込んでいる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ミライノベート---22年3月期は大幅な増益、不動産事業の利益が業績に寄与し、6期振りの営業黒字に