クロス・マーケティンググループ<3675>は25日、インフルエンサーマーケティング支援事業の本格進出に向けて、REECH社の株式を取得したと発表。

近年、多様なインフルエンサーは、Youtuber、インスタグラマー、TikToker等として複数のSNSへと活動の幅を広げ、企業や商品のPR、商品開発などに関わる機会が急増しており、現在の企業のマーケティング活動に欠かせないものとなりつつある。
こうした背景を踏まえ、同社グループでも、近年インフルエンサーマーケティングの支援のさらなる加速と本格進出を図るため、REECH社の株式を取得に至った。

REECH社は、インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォームである「REECH CASTING」と、大量のインフルエンサーデータから適切なインフルエンサーを検索できる「REECH DATABASE」の二つのサービスをSaaSにて提供している。
REECH社を通じたシステムおよびプロモーションの強化により、2023年12月末までに70万人超のインフルエンサーを対象とした、日本最大級のデータベースを持つサービスへと拡大を図る予定。
また、システム提供だけではなく、同社の得意分野であるリサーチやより詳細なデータ分析、サンプリング、リアルイベント運営などのサービスを組み合わせ、より広範なマーケティング活動をサポートするサービスとして提供を行っていく予定。

同社グループでは同件を通じて、デジタルマーケティング事業の戦略的な拡大への取り組みを進めていくことにより、中期経営計画で定めた2024年6月期終了時点における数値目標、時価総額300億円、連結売上高300億円、連結営業利益30億円の達成に向け、グループ全体での取り組みを推進していくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 クロス・マーケティンググループ---インフルエンサーマーケティング支援事業の本格進出に向けてREECHの株式取得