「Mackerel」の累積顧客数については、前期末比1.9%増、前年同期末比で10.0%増と成長ペースが鈍化したように見えるが、大手顧客の開拓に注力したことが一因であり、顧客当たり単価の上昇により売上高については好調を持続し、第2四半期は193百万円と四半期ベースで過去最高を更新している。AWS(アマゾンウェブサービス)のパートナー制度「AWS パートナーコンピテンシープログラム」において「AWS DevOps コンピテンシー」認定を国内企業で初めて取得したほか、「AWS Partner Network(APN)Award2019」において「APN Technology Partner of the Year 2019 - Japan」を受賞するなど、AWSユーザーのなかでサーバー監視ツールとしての認知度が向上し、顧客数のさらなる増加につながったほか、効果的なプロモーション活動を実施したことも新規顧客の獲得につながった。
「GigaViewer」については、新たに「サンデーうぇぶり」((株)小学館)と「&Sofa(アンドソファ)」((株)講談社)にWeb版を導入したほか、新たにスマートフォンアプリ向け「GigaViewer for Apps」の提供を「コミックガルド+(プラス)」((株)オーバーラップ・プラス)向けに開始した。「GigaViewer」の導入実績はアプリ版も含めて合計14社、17メディアとなっている。Web版については広告の運用・販売にも取り組み、小学館向けでは初めての導入となる(講談社向けは3件目)。