ネクスグループ<6634>は1日、同日開催の取締役会において、同社が発行済株式の90%を間接保有する連結子会社チチカカの、間接保有している株式の全てを、シーズメン<3083>に譲渡することを決議したことを発表。

理由として、チチカカがさらなる発展を目指すため、同じくアパレル事業を展開するシーズメンに経営を委ねるとした。シーズメンの事業拡大は同社との協業においても有益と考え、今後の同社グループ全体における経営資源の最適配分の観点からも、チチカカの株式をシーズメンに譲渡することにしたとしている。2021年8月31日現在、同社はシーズメンの株式を9.61%所有している。

譲渡価額は、譲渡先との間の守秘義務により非公表。
株式譲渡契約締結日、実行日ともに2022年3月1日。
株式譲渡により、チチカカは同社の連結の範囲から除外される予定。
なお、2022年11月期の連結財務諸表に与える影響については精査中であり、今後開示すべき事項が生じた際には速やかに開示するとしている。
ネクスグループは2021年11月30日に事業構造改革の実施について公表。不採算事業からの撤退、財務基盤の強化、新事業への進出を目指す。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ネクスグループ---連結子会社の異動を伴う株式譲渡