シンバイオ製薬<4582>は28日、トレアキシン(R)点滴静注液100mg/4mL(RTD製剤)のRI(急速静注)投与について、医薬品製造販売承認事項に係る一部変更承認を取得したことを発表した。

同社は、2017年9月にEagle社とトレアキシン(R)液剤(RTD製剤及びRI投与)の日本における独占的ライセンス契約を締結し、トレアキシン(R)液剤(RTD製剤)は既に2021年1月に発売している。

「RI(急速静注)投与」において、トレアキシン(R)液剤における10分間点滴静脈内投与時の安全性、薬物動態等の検討を目的とした臨床試験を実施し、その結果に基づき申請を行い、今回承認を取得した。トレアキシン(R)液剤における「RI(急速静注)投与」は、現在、米国で販売されているEagle社のBENDEKA(R)と同様に、点滴時間が60分から10分へと大幅に短縮されるため、患者及び医療従事者の負担を大幅に軽減することが可能している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 シンバイオ製薬---トレアキシン(R)液剤「RI(急速静注)投与」に関する承認取得