クシム<2345>は21日、ポリゴンテーラーおよびポリゴンテーラーコンサルティングへ資本参加し、株式を取得することを発表した。

ポリゴンテーラー及びポリゴンテーラーコンサルティングは、コミッションサービス「Skeb」を運営するスケブ、クリエイター支援事業を展開する外神田商事の代表取締役である喜田一成氏により、2022年1月に設立された。ポリゴンテーラーでは、アバター販売・改変プラットフォーム「ポリゴンテーラー」の開発と運営を行う。ポリゴンテーラーコンサルティングでは、VRSNSに数千時間滞在する熟練のチームが、企業のメタバース参入の支援を行なう。また、3Dモデル・2Dイラストの展示と音楽祭が一堂に会する「メタフェス」の企画を行っている。

同社は、経営および事業戦略に関する長期構想として「ブロックチェーンサービスカンパニー構想」を掲げており、ブロックチェーンという成長分野へ経営資源の投下を加速し、ブロックチェーン技術領域に立脚するサービスカンパニーへと事業ドメインの転換と多角化を目指している。

今回、同社がポリゴンテーラーおよびポリゴンテーラーコンサルティングに資本参加することで、同社が行うメタバース分野における商品・サービスのより早い情報収集と、同社の連結子会社となる予定であるブロックチェーンR&Dであるチューリンガム、及び、ブロックチェーンゲームの開発を行うSEVENTAGEとのサービス面での提携も視野に入れ、同社グループの事業拡大、企業価値向上に寄与すると判断し、資本参加を決定したとしている。

資本参加の内容としては、同社が、ポリゴンテーラー及びポリゴンテーラーコンサルティングによる第三者割当増資の引受による出資を行う。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---ポリゴンテーラーおよびポリゴンテーラーコンサルティングへの資本参加