海外金融・HR事業の営業収益は前年同期比5.1%減の2.49億円、セグメント損失は0.33億円(前年同期は0.28億円の利益)となった。人材送り出し事業では、新型コロナの影響による人流抑制・制限の影響により、抑制的な対応を執ってきたが、今後、入出国の制限緩和や再開の状況に対応し、カンボジア側での送出し待機者から順に事業を再開させる計画となっている。マイクロファイナンス事業は、「BoP(Base of the economic Pyramid)」ビジネスの基本である「小口」「貧困層・弱者向け」の「生活基盤となる事業性」資金を供給する基本方針に沿い保守的な事業活動を行い、同じく新型コロナの影響を勘案し保守的な運営を継続しつつ、一定の事業拡大を果たした。車両販売事業では、前期に引き続き新規取り扱いを凍結し、2020年9月期に特別損失計上の対象となった営業債権の回収に注力し、債権残高及び貸倒引当金を大幅に減少させた。