SANKO MARKETING FOODS<2762>は14日、2022年6月期第2四半期(21年7月-12月)決算を発表した。売上高が9.32億円、営業損失が5.58億円、経常利益が0.54億円、四半期純利益が0.32億円となった。なお、2022年11月に水産仲卸・加工事業を行う(株)SANKO海商(静岡県浜松市)を子会社化したため2022年6月期第2四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

同社グループは、中期経営計画にもとづき飲食事業は低投資・郊外中小型店舗及びノンアセット型ビジネスモデルによる事業拡大を行い、新規事業として飲食事業とのシナジーを追求した水産事業の6次化モデル構築中。飲食事業は、低投資小型店舗を同年10月に門前仲町(東京都江東区)に出店、ノンアセット型ビジネスモデルは同年12月にライセンス契約により香港3号店を出店するなど収支構造の転換は順調に進み、水産事業は外食事業者等へ法人営業、一般消費者向け移動販売を行うほか、2021年11月に水産仲卸会社の子会社化等の実績を着実に積み重ねている。

これらの取り組みの結果、2021年11月11日に公表した中期経営計画は順調に進捗しており、2022年6月期通期の連結業績予想は売上高が31.00億円、営業損失が8.30億円、経常損失が3.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.40億円としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 SANKO MARKETING FOODS---2Q売上高9.32億円、中期経営計画にもとづく事業構造の転換を推進