アイリックコーポレーション<7325>は9日、子会社のインフォディオが開発した「スマートOCR」が、ユニアックスの「KEIRAKU」に搭載され、サービス提供を開始したことを発表。

「KEIRAKU」は、顧客が受け取った請求書や領収書等の画像データをAI-OCRで読み取り、文字データに変換し、会計システムで取り込み可能な仕訳データを自動作成する会計仕訳業務支援サービス。
「KEIRAKU」を利用することで、これまで手作業で行っていた会計仕訳入力業務を、AI-OCR(光学文字認識)とAI自動仕訳機能によって省力化することができる。また、AI-OCRと「KEIRAKU」の国内オペレーターによる確認・修正を組み合わせることで、高精度な仕訳データの作成を実現する。

「スマートOCR」は、これまでクラウドサービスとして多くの実績を重ねてきたことや、非定型帳票の読取精度の高さ、AI自動仕訳機能の革新的技術力を評価され、今回「KEIRAKU」へ搭載するAI-OCRエンジンとして採用された。非定型帳票に特化した「スマートOCR」はフォーマットがばらばらであっても、明細の情報を読取ることを得意としており、とりわけ請求書のような取引先ごとに書式が異なる帳票においては最適なソリューションとなっている。
また、「スマートOCR」は国税庁の確定申告書等作成コーナーの源泉徴収票OCRシステムに採用されたことや、国勢調査の帳票の読取に採用されるなど、大規模な案件での導入実績が豊富なことも評価につながったとしている。

「スマートOCR」は、データ抽出パッケージとして、「請求書」「領収書・レシート」「名刺」「運転免許証」「健康保険証」「決算書」「源泉徴収書」をリリースしており、今後もさまざまな用途のものをリリース予定。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アイリックコーポレーション---「スマートOCR」搭載のユニアックス「KEIRAKU」を提供開始