ココナラ<4176>は14日、2022年8月期第1四半期(21年9月-11月)決算を発表した。営業収益が前年同期比43.6%増の8.80億円、営業損失が2.27億円(前年同期は0.69億円の利益)、経常損失が2.27億円(同0.65億円の利益)、四半期純損失が2.27億円(同0.65億円の利益)となった。また、流通高は同35.7%増の29.47億円となった。通期営業収益の今期会社計画予想レンジ 前期比33%から同40%に対し、第1四半期は前年同期比43.6%増と好調な滑り出しとなった

ココナラの営業収益は7.98億円、セグメント損失は2.19億円となった。2021年8月から新たにTVCMを開始した。.2021年8月~10月投下のTVCMの効果は想定通りに業績に寄与した。TVCM放映期間だけでみた直接効果としての投資効果は順調な滑り出しとなった。今後、継続的に放送していく予定としており、積極的なマーケティング投資により購入者、出品者の登録数の拡大を行っている。

ココナラ法律相談の営業収益は0.81億円、セグメント損失は0.07億円となった。弁護士個別の広告コンテンツ改善や各種機能・WEBマーケティング改善をした結果、ユーザーと弁護士のマッチングの精度・量ともに順調に成長しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料金も成長している。

2022年8月期通期の業績予想については、営業収益が前期比32.9%増の36.50億円、営業損失が12.90億円、経常損失が12.90億円、当期純損失が12.92億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ココナラ---1Qは会社計画を上回る増収率、流通高が高成長を継続