ウェルス・マネジメント<3772>は11日、同社が匿名組合出資を行う京都東山Banyan Treeホテル開発プロジェクトにおいて、同ホテルの不動産信託受益権を保有する特別目的会社から、本件不動産信託受益権を同社と外部投資家が共同出資する予定の別の特別目的会社に譲渡することを決定し、売買契約を締結した旨の通知を受領したことを発表。

本件は「資産循環型ビジネス」のホテル開発フェーズの一環であり、不動産信託受益権の売却により売上を計上する予定。同取引の決済日は1月31日を予定。通期の売上高について上方修正を行っている。

なお、同社は、本件譲渡先の特別目的会社に対し、外部投資家と共同で一部匿名組合出資(非連結)を行う予定であるほか、同社子会社のリシェス・マネジメントが、「Banyan Tree」ホテルの運営、不動産の有効活用に関するアドバイザリー業務を受託する予定で、すでにBanyan Tree Japanとホテル運営委託契約を締結している同社子会社のホテルWマネジメントとともに、同プロジェクトに関与するとともに、2024年(予定)のホテル開業に向け、同プロジェクトの進捗に伴う複数の収益機会を着実に捉え、段階的に収益を計上していくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ウェルス・マネジメント---京都東山Banyan Treeホテル開発プロジェクトの不動産信託受益権譲渡を発表