CAICA DIGITAL<2315>は20日、カイカコイン(以下、CICC)のホワイトペーパーを公表。
CICCはCAICA DIGITALによって、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの規格であるERC20に準拠して発行されたトークンで、上場企業により発行され、かつ、暗号資産交換所で取引ができる、日本でも数少ないコイン。カイカエクスチェンジの運営する国内大手暗号資産交換所Zaif(以下Zaif)及び複数の海外の暗号資産交換所で取引可能。今回のホワイトペーパーは、CICCプロジェクトをCICCの可能性を追求し、Zaifの取引所コイン(Zaifのサービスで利用できるコイン
をいう。)としてCICCを基軸としたサービスを拡充していくことを目指すプロジェクトと定義し、CAICA DIGITALが主体となって、推進していくとしている。
具体的にはCICCをZaifの各種サービスのユーティリティトークンに位置付け、その流通の促進、保有者の拡大を進め、CICC建ての暗号資産取引などのCICCを利用したサービスや、分散型金融サービスとしてレンディングなどのサービスを検討し、CICCを活用するメリットを拡充していくとしている。
サービスの拡充においては、Zaifのユーティリティトークン化を目標とし、具体的には、暗号資産関連ビジネスを通じたCICC活用機会の拡充、及び取引所コインとしての利用価値の拡充を検討していく。保有者の拡大においては、エアドロップ、キャンペーンによるCICC配布や、webセミナー開催、Zaifとカイカ証券との連携、フィスコによるCICC紹介・分析記事の発信、SNSやコミュニティの設置など各種PRによる認知度向上などの様々な取り組みを通じて、保有者の拡大を図っていく。また、流通を促進するために、Zaif及び複数の海外の暗号資産交換所に上場している。
CICCは拡大する分散型金融への参入として、今後、レンディング等への参入も検討。また、CICCは暗号資産が市場に出始めた初期から暗号資産交換所としてのノウハウを持つ、株式会社カイカエクスチェンジにおいて取り扱われており、ブロックチェーン関連システムの開発を主とするCAICAテクノロジーズが技術サポートを行う。また、暗号資産関連サービスについて、CAICAグループの金融商品の企画開発を行うカイカ証券株式会社とのシナジー効果が期待できるという。このようなCAICAグループによるサポートがあることから、CICCプロジェクトを推進するための土台が整っているという。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 CAICA DIGITAL---カイカコイン(CICC)ホワイトペーパーを公表