3. 中期成長イメージ 「YASDA Next 100」の推進によって、メディカル物流における新規施設投資、IT機器物流サービスの拡充、自動化やDX推進による効率化、M&Aによる倉庫・輸配送ネットワークの拡充など、様々なプロジェクトが着実に進行しているほか、ESG経営に軸足を置いたコンプライアンス体制や財務基盤の構築により、内部環境は大きく改善している。2022年3月期は先行投資により減益となる見込みであるが、2023年3月期からはこれらが収益に結びつく予定であることから、営業利益率改善や営業増益の可能性も高いと弊社では見ている。
また、「YASDA Next 100」は2022年3月期が最終年度となることから、次期中期経営計画にも期待したい。引き続き、メディカル物流やIT機器物流サービスなど高付加価値サービスを中心に成長を目指すと弊社では見ている。特に、メディカル物流では2023年に「(仮称)羽田営業所(羽田メディカルロジスティクスセンター)」開設を予定しているほか、倉庫・輸配送ネットワークの拡充、DX推進による効率化など、期待が高まる。