電算システムホールディングス<4072>は16日、取締役会において、CMC(本社:岐阜県岐阜市)の発行済株式の全てを取得し、完全子会社化することを決議したと発表した。株式取得日は2022年春を予定している。

同社は、2021年7月に持株会社化し、傘下に情報サービス事業、収納代行サービス事業及びクラウドサービス事業を展開する総合型情報処理サービス企業群を有しており、一方、CMCは、創業以来、約30年にわたり、地域主要企業等を対象に、システム開発や、最適ソフト等を紹介・カスタマイズしながら、取引先の業務改善・効率化の支援を行っている。
近時、デジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれるなかで、業務効率化・生産性向上にむけたシステム改善の悩み・課題を抱える企業が数多く存在する。
このようななか、同社は、同社グループの営業力・システム開発力・技術力と、CMCのシステム提案力・開発力との連携によるシナジー効果の発揮により、地域企業のデジタル化やDX推進に貢献できると判断し、今回のCMCの完全子会社化に至ったとしている。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システムホールディングス---地域企業のDX推進支援強化に向けて、システム開発会社CMCの全株式を取得