平和不動産リート投資法人<8966>は14日、同投資法人の資産運用会社の平和不動産アセットマネジメントが、同日、資産の取得を決定したと発表した。

取得を決定した資産は、東京都台東区のHF上野入谷レジデンス、東京都立川市のファーレイーストビル(追加取得10.26%)、大阪府吹田市のインタープラネット江坂ビルの3物件。取得予定価格は40.00億円、鑑定評価額は44.54億円としている。

売買契約締結日は2021年12月14日。取得(引渡)予定日は2021年12月22日にHF上野入谷レジデンス、2021年12月23日にインタープラネット江坂ビル、2021年12月24日にファーレイーストビル。取得資金は自己資金及び借入金、決済方法は引渡時一括としている。
同投資法人は、今回の資産取得の理由について、継続的な物件取得による資産規模の拡大及び資産入替えを通じたポートフォリオの質と収益性の改善を目指し、同資産運用会社が、取得物件について投資主価値の向上に資するものと判断したためだとしている。

鑑定評価額と取得価格から計算した含み益額は、HF上野入谷レジデンスが0.89億円、追加取得を行うことで物件運営の効率改善及び収益拡大を図るファーレイーストビルが既存部分と合わせて4.05億円、インタープラネット江坂ビルが1.60億円が見込まれるとしている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 平和不動産リート投資法人---資産運用会社の資産取得を発表