神戸物産<3038>は売り先行。前日に21年10月期の決算を発表、営業利益は273億円で前期比14.5%増益、材料価格上昇などで従来計画294億円をやや下回る着地に。一方、22年10月期は288億円で同5.5%増益の見通しとしており、市場予想を40億円程度下振れ。また、新中期計画でも24年10月期営業利益目標は320億円、想定以上の収益成長鈍化と捉えられている。保守的な計画とはみられるが、期待値との乖離の大きさを売り材料視する動きがやや優勢。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 神戸物産---売り先行、今期見通しや中計目標は市場期待を下振れ