a) 耐火シートAssembly(完成品) 多くのEV自動車ではバッテリーにリチウムイオン電池を採用しているため、その発火対策が重要課題である。同社では、今後バッテリーの発火対策として需要が見込める耐火シートに注力しているが、既に初採用の事例が出ている。これを契機に同製品の拡販を目指す。
b) EV用ヒーターユニットAssembly(完成品) EV自動車では、走行距離をできるだけ長くすることが必要だが、そのためにはバッテリーの無駄な消費を抑えることが重要課題だ。特に問題となるのが冬場の暖房である。ガソリン車の場合は、エンジンの熱を利用できるため室内全体を暖めることが可能だが、EV車の場合、全室暖房は不効率なため部分暖房が採用される。同社では既にEV車の座席の足元を温めるヒーター(完成品)を開発済みであり、今後は拡販に注力する。