アーバネットコーポレーション<3242>は3日、オリックス銀行、およびワンルームマンション販売会社のメイクスと、ZEH仕様の個人投資家向け投資用ワンルームマンションの開発・販売・融資に合意したことを発表した。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様マンションとは、断熱性能や高効率設備・システム導入により省エネ性能を上げることで快適な室内環境を保ちつつ、電気・ガスの省エネを実現するマンション。政府は、2030年までに新築される住宅・建築物について、ZEH基準の水準まで省エネ性能を引き上げる方針を示しており、大手マンションデベロッパーなどが手掛ける実需用マンションでは、ZEH仕様が出始めているが、一方、投資用マンションでは、投資による利回りも重要視されるため、追加費用が掛かるZEH化が進んでいない。
本取り組みにおいては、同社が物件の設計・開発を担い、金融面でオリックス銀行、販売面でメイクスがZEH化に伴う追加コストの一部を負担する。また、本物件は2022年3月に「ZEH-M Oriented」認証を取得し、竣工・引渡は2023年2月末日を予定している。
同社は、今回の金融機関、販売会社との協働による事業スキームにより、今後、ZEH仕様の投資用ワンルームマンションの開発を進展させていくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アーバネットコーポレーション---オリックス銀行、メイクスとZEH仕様の投資用ワンルームマンション開発・販売・融資に合意