Jストリーム<4308>は19日、インターネットライブ配信実施時にリアルタイム、かつテレビ局クオリティの字幕が挿入できる「リアルタイム字幕挿入サービス」の提供を開始したことを発表した。

Webサイトなどインターネットを活用した情報提供が拡がり、高齢者や障害者を含む、誰しもが情報を受けやすくするための「ウェブアクセシビリティ」の向上がより求められているという。
しかし、リアルタイムで情報提供を行うインターネットライブ配信においてウェブアクセシビリティ向上のために字幕挿入を行おうとすると、「即時対応の方法」と「クオリティ担保」の両面から容易に実施することが難しい状況であった。

今回同社では、「リアルタイム字幕挿入サービス」を用意することで、よりアクセシビリティに配慮する必要のあるインターネットライブ配信でも容易に字幕挿入を実施できる環境を整えたとしている。

字幕制作はフジテレビ、FNS系列局で放送されるニュースなどの生放送における字幕の制作を行うフジミックが担当し、フジミックのオンラインライブ字幕提供サービスを活用することで、テレビ局クオリティの高品質な字幕の挿入を実現するとしている。

ウェブアクセシビリティ対応を行うことは、ユーザビリティの向上も見込め、利用者の満足度向上や窓口への問い合わせ減少による業務効率化につながるといったメリットも考えられるという。

今後も顧客の動画利用ニーズにあわせ定期的に機能拡張やオプション拡充などを実施し、引き続き企業における動画活用を推進していくとしている。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 Jストリーム---「リアルタイム字幕挿入サービス」提供開始、インターネットライブにリアルタイムで字幕を挿入