Branding Engineer<7352>は14日、2021年8月期の連結業績を発表した。売上高は4,283百万円、営業利益は127百万円、経常利益は131百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は75百万円となり、各項目全て、従来計画を上振れた。既存顧客から大口の受託案件が生じたほか、第2四半期で設立した連結子会社2社に係る初期費用が想定を下回ったことなどが寄与した。

Midworks事業で、ITエンジニアに対する企業の採用意欲が高い水準で推移する中、新規取引先の獲得に注力したほか、既存取引先についても関係を維持しつつ、広告から獲得したエンジニアのスキルに適した案件獲得を進めた。また、稼働エンジニア数・取引企業数の増加にも注力した。メディア事業では、新たに連結子会社を取得したほか、広告収入の基礎となるPV(ページビュー)数を増加させるためにサイト評価を上げる施策について継続し、閲覧者数の増加に注力した。また、他社メディアの新規立上げやメディア運営の受託等のマーケティングコンサルティングを行うBtoBサービス「SAKAKU」の販促に努めた。tech boost事業では、イベント施策を通じた集客施策を強化したほか、法人向け研修サービスの拡充・拡販を進めた。FCS事業では、継続案件・新規Webサイトの作成に注力した。

なお、2022年8月期の業績予想は売上高59億円と、2020年10月公表の中期経営計画を1年前倒しで達成予定である。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 Branding Engineer---通期は売上・利益ともに計画上振れ、大口の受託案件など寄与