<9241> FLN 2740 +76
大幅に3日続伸。ふるさと納税支援業務を千葉県鎌ケ谷市(20年度寄付実績約1549万円)、習志野市(同726万円)、四街道市(同1839万円)、山梨県大月市(同7億6694万円)、岩手県八幡平市(同7816万円)の計5市で開始したと発表している。各地域の「地域情報プラットフォーム まいぷれ」運営パートナー企業と連携し、ふるさと納税の価値最大化を目指す。魅力ある返礼品を増やし、寄付額の向上や地場産業振興を図る。

<7564> ワークマン 6300 -530
年初来安値。9月の既存店売上高が前年同月比2.7%増だったと発表している。2カ月ぶりのプラスとなったが、8月の同5.8%減を埋めるには至らず、売りに押されている。客数は2.1%増(前月4.5%減)、客単価は0.6%増(同1.4%減)。全店ベースの売上高も8.7%増(同0.7%減)と回復した。上旬に気温の低下で長袖Tシャツなどが伸長したものの、下旬にかけて気温が上昇し、通年ワーキングウエアなどが伸び悩んだ。

<2986> LAホールディングス 1828 +133
上場来高値。21年12月期の営業利益を従来予想の21.00億円から34.00億円(前期実績11.24億円)に上方修正している。高付加価値商品の販売価格の上昇に伴い、各プロジェクトの利益が総じて期初の計画よりも上振れて推移しているため。業績修正が好感されていることに加え、最近の株価が上昇基調で推移していることも短期筋の買い意欲を刺激しているようだ。

<7610> テイツー 81 +6
大幅高。22年2月期の営業利益を従来予想の5.00億円から9.50億円(前期実績9.29億円)に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要で上半期に来店客が増えたため。期末配当も従来予想の無配から1.00円(前期末実績は無配)に増額修正した。構造改革による収益基盤の強化や財務体質の安定化が実現したことを勘案した。復配は16年2月期以来6年ぶり。年間配当は同額となる。

<2158> FRONTEO 1707 -9
朝高後、マイナス転換。FRONTEOと日立製作所<6501>が協力し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が顧客応対の通話を解析・モニタリングするシステムを導入したと発表している。運用開始は1日から。FRONTEOのAIエンジン「KIBIT」と日立製作所の音声デジタルソリューションを組み合わせ、通話音声の文字起こしからチェック対象となるコンプライアンス・リスク箇所の抽出、モニタリング担当者への提供までを自動で行う。

<2303> ドーン 2803 +45
大幅に3日続伸。ドーンが提供する映像通報システム「Live119」が、いばらき消防指令センターで試行運用されると発表している。1日から試行運用を開始し、茨城県内の20消防本部(33市町)で119番通報の見える化実現に取り組む。Live119は、119番の通報者がスマートフォンによるビデオ通話を行い、通報現場の状況を撮影して消防に伝送するシステム。各地の消防本部で導入や導入に向けた検討が行われているという。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:LAホールディングスは上場来高値、テイツーが大幅高