日本アジア投資<8518>は9月28日、あおぞら銀行<8304>と共同設立したAJキャピタルが運営する事業承継ファンド「サクセッション1号投資事業有限責任組合」において、総合広告代理業を手掛ける山広の全株式を山陰中央テレビジョン放送に譲渡・承継したと発表した。

同件は同ファンドにとって2件目の投資先株式の譲渡・承継事例となる。山広は同ファンドのLP投資家である鳥取銀行<8383>からオーナー引退に伴う事業承継ニーズを有する企業として紹介され、2020年2月に全株式を譲受・承継した。承継後は山広が有する様々な顧客基盤のもと、デジタル広告分野の対応支援や「働き方改革」に基づく労務管理の徹底と営業体制の効率化、業績管理の一元化に努めてきた。今回、山広を承継した山陰中央テレビジョン放送のグループ総合力や多様なサービスと融合することで、山広の山陰地方における更なる事業の強化、拡大、発展につながると考えている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本アジア投資---関連会社運営ファンドが山広の株式を山陰中央テレビジョン放送に譲渡