システムサポート<4396>は16日、森永乳業<2264>のデータセンター移設プロジェクトに参画し、稼働している物理サーバ群のアマゾンウェブサービス(AWS)への移行を行ったことを発表。

同社は、同プロジェクトの計画フェーズから参画し、現行環境の調査や移行計画案やガイドライン策定を実施。各種コンディションを整備した上で実行に移し、物理サーバ群のAWS移行を推進した。特に、財務会計系システムのAWS移行は、アプリケーションを含めた全面刷新を行い、ランニングコストの削減を図った。

同社がインフラおよびデータベース構築を担当し、ウチダエスコ<4699>がアプリケーション開発を担当する協業体制にて取り組み、概念実証を実施。動作検証環境でシステム稼働の実現性を確認でき、システムのAWS移行を実行に移すことができたという。その他の移行対象システムについても、綿密な移行計画を基にAWS移行を進め、集約することができたとしている。

AWS移行作業は、2019年11月より実施し、2020年11月よりAWSでのシステム運用がスタートしている。オンプレミス環境をクラウドへ移行することで、拡張性や可用性に優れたシステムの運用が可能となり、今後のシステム運用におけるITコストの大幅な削減が見込まれるという。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 システムサポート---森永乳業の物理サーバ群のAWS移行を実行、コスト削減、運用の最適化を支援