パイプドHD<3919>は13日、子会社のパイプドビッツが東京農業大学教職員組合に「Web投票システム」を提供したと発表した。ローコード開発プラットフォーム「スパイラル(R)」を基盤に構築した同システムによって、選挙事務作業の効率化を実現した。

東京農業大学の教職員組合は、組合活動に関する組合員投票などを年に10回程度行っている。以前は3時間ほどかけて開票作業を手作業で行っていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに事務作業の効率化や時間短縮が必要となり、この基盤に「スパイラル(R)」が採用されたという。

Web投票システムを導入したことで、投票用紙の印刷や配布のほか、多い時では8か所もの投票所の確保が不要となり、1回の選挙でかかる事務作業工数が10分の1の30分に削減できたとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD---東京農業大学教職員組合の「Web投票システム」を「スパイラル(R)」で構築