シンバイオ製薬<4582>は1日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(BCV)注射剤(brincidofovir IV)について、エプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)陽性リンパ腫に対する抗腫瘍効果とその機序の探索に関して、シンガポール国立がんセンターと共同研究契約を締結したと発表した。

同社によると、BCVは、二本鎖DNAウイルスに対する幅広い、かつ高い抗ウイルス作用があり、二本鎖DNAの一つであるEBウイルスに関連する疾患への効果が期待されるとしている。
同研究によりBCVのEBウイルス陽性リンパ腫に対する作用機序を解明し、新たな治療方法の開発に展開していくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 シンバイオ製薬---シンガポール国立がんセンターと抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤の共同研究契約を締結