霞ヶ関キャピタル<3498>は30日、2021年8月30日付プレスリリースで発表済みの、同社が開発用地のソーシング及び企画立案を行った神奈川県横浜市の物件について、JR西日本プロパティーズとJR西日本不動産開発の2社を売却先として、売却決済したと発表した。また、同社は、本件の開発に係るプロジェクトマネジメント業務をあわせて受託した。

同社は、EC市場の拡大による物流施設需要の高まりや、2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大などを受け、物流施設開発に参入。同社は今後、用地の売却と開発コンサルティングを行っていく予定としている。

物件所在地は神奈川県横浜市、物件種類は土地(物流施設開発用地)、敷地面積は約6,000平方メートル。

売却価格は、守秘義務契約に基づき、詳細の公表は控えるものの、適時開示基準である同社の直前連結会計年度(2020年8月期)における売上高の10%に相当する額以上としている。

また、今回のプロジェクトマネジメント契約は、JR西日本プロパティーズ及びJR西日本不動産開発と同社が協働して冷凍冷蔵倉庫の開発を行っていくことを目的としたものとなる。同社は、2つの社から、1)アセットマネジメント業務、2)プロジェクト・デベロップメント業務、3)リーシングマネジメント業務、4)その他各種調整業務を受託する。

決済予定日及びプロジェクトマネジメント契約締結日は2021年8月30日。

同社は、今回の開発用地の売上について、2021年8月期連結業績予想に織り込み済としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 霞ヶ関キャピタル---神奈川県横浜市の物流施設開発用地を売却し、開発フェーズへ移行