高千穂交易<2676>は26日、ヌヴォトンテクノロジージャパン(以下、NTCJ)と代理店契約の締結を発表。同社製品の販売を開始する。
NTCJは2020年9月にパナソニック<6752>による旧パナソニックセミコンダクターソリューションズのヌヴォトンテクノロジーへの事業譲渡により設立され、人の状態や人を取り巻く環境の変化を検知する空間センシングや、電動化機器に必要な電池応用に強みがある。
空間センシングでは、より高度な精度が求められる医療用・放送用カメラ向けの2D/3Dイメージセンサや、様々な物をインターネットに接続する(IoT:Internet of Things)ことに役立つNFCタグやセキュアICを製造している。
電池応用技術では、スマートフォン/ウォッチや車載向けのMOSFET、豊富なラインナップを持ち省エネが実現できるパワーデバイスなどがあり、コンシューマー製品や自動車、医療機器など、幅広い市場の大手メーカーに採用されている。
同社ではかねてより、半導体や電子部品をはじめICや各種モジュールを、通信、産業機器、コンシューマー製品、自動車、アミューズメント、電源、など様々な市場へ技術サポートを含め販売し、独自の販売ノウハウや技術サポート力を培ってきた。
これらの市場に向け、両社の強みを最大限に活かし、新たに取り扱う製品と既存取り扱い製品を組み合わせたソリューション提案やモジュール化などにより、新たなビジネスの開拓をし、2022年度は3億円、2023年度には5億円の売上を目指す。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 高千穂交易---ヌヴォトンテクノロジージャパンと代理店契約締結