セグエグループ<3968>は7日、子会社のジェイズ・コミュニケーションが、S&J、ダークトレース・ジャパンと、AIでサイバー脅威を検知するダークトレース・ジャパンの旗艦製品、Enterprise Immune Systemのアラート分析・監視サービスパッケージを共同でリリースすることを発表した。

企業におけるDXの促進やコロナ禍によるワークスタイルの変革により、ITシステムは、クラウド化、SaaS化が推進され、複雑化かつ広大化している。サイバー攻撃は広がった防御範囲の間を突く形で実行され、セキュリティリスクは増大しているという。
こうした状況に対して、AI活用のEnterprise Immune Systemは、オフィス内の通信パケットだけでなく、SaaS環境、テレワーク環境など、複雑なITシステムの統合的な監視を可能とするとしている。
しかしEnterprise Immune Systemで脅威を発見したとしても、「どう対処すればいいのか」「対処が必要なのか」の判断はセキュリティ担当者に委ねられ、判断は容易ではないという。
本パッケージでは、長年のセキュリティ商材販売実績を誇るジェイズ・コミュニケーションがEnterprise Immune Systemの適切な設置構成を設計し、アラート分析・監視をセキュリティ専門事業者のS&Jが実施することで、クラウド、テレワークを含む広大な組織全体のネットワーク環境を1つのサービスで実施することが可能だとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 セグエグループ---ジェイズ・コミュニケーションが、AI活用ITシステム監視サービスパッケージを他2社と共同リリース