住友鉱山<5713>は反落。車載用リチウムイオン電池部材の正極材の生産能力を現在比約4割増やすと発表している。愛媛県に新工場を建設するほか、兵庫県でも設備を増強するもよう。能力増強は2025年に完了予定で、設備投資額は合計470億円を見込んでいる。もともと生産能力の増強計画は示されており、EV市場の今後の拡大が期待される中で妥当な計画との見方は多いもようだが、短期的には投資負担増を警戒する動きが先行しているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 住友鉱山---反落、正極材の生産能力増強を発表もサプライズなし